スポンサーサイト
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
夢見ました(12)
2006/06/04(Sun)
大会20日目。

準々決勝
ドイツvsアルゼンチン。

「相手は強い。俺たちは強いのか?」
メディア、国民は、まだ自国の選手を信じきっておらず、今まで相手に恵まれたという意見が大半を占めていた。
アルゼンチンを破ることが出来れば、彼らを黙らせることが出来る。一転、賞賛を浴びることになるかもしれない。
確かにここまでの戦いは、ドイツにとっては予選のようなもので、国民に対しての義務のようなものだった。
ドイツの選手たちは、これからようやく、フットボールを楽しめるのかもしれない。
リケルメをどう抑えるか。
このゲームのすべてが、ここに集約されているような気がした。
大声援を受け、ゲーム開始直後からテンション全開のドイツ。
自らゲームのテンポを作り出そうと努めるアルゼンチンだが、速いプレッシャーの前にリズムを巧くつかめない。
リケルメはボールを触ることも出来ない状況だ。
圧力をかけ続けるドイツ。徐々に個人で局面を打開し始めるアルゼンチン。
両チームとも一歩も引かずハーフタイムを迎えた。
後半始まってすぐ、ドイツはCKを得た。
シュナイダーの蹴ったボールを、ニアでシュバインシュタイガーがそらすと、そのボールはバラックの頭にぴたりと合い、ドイツ先制。
観客に向かって拳を何度も突き上げるバラック。
クリンスマンも飛び上がって喜びを表している。
ただ、このゴ?ルは、ドイツにとってあまりいい出来事ではなかったかもしれない。
アルゼンチンの選手たちに完全に火がついた。ギアが明らかにトップに、アドレナリンが全快に。
メッシ、テベスがドリブルで仕掛け続け、リケルメがボールを持つと周りの選手全員が彼を信じて動き出す。
アルゼンチンの怒涛の攻撃が繰り広げられた。
ドイツは自軍に張り付き、最後のところで何とか踏ん張り、意地を見せる。
75分。右に流れていたリケルメが、ダイレクトでクロスを送り込むと、ニアでクレスポがきれいにボレーを決め、同点ゴールを叩き込んだ。
ゲームは振り出しに戻ったわけだが、どちらが有利かは一目瞭然。
その5分後、メッシが右サイドを深くえぐって、マイナスのクロスをテベスの足元に通し、アルゼンチンがリードを奪った。
ドイツは意気消沈しているのが明らかに伺えた。
90分になる直前。メッシが2人をかわして、きれいなインフロントキックでゴールネットを揺らし、ゲームは幕を閉じた。
「この相手に敗れたのなら仕方ない」そんな空気がスタジアムに漂っていた。

フランスvsイタリア。
因縁やしがらみを探せばきりがない。
98W杯は、フランスがPKで勝った。
00ユーロでは、劇的な勝利を挙げたフランスがカップを手にした。
お互い相手を知り尽くしている。
勝負を決するのが、いったいなんなのか想像もつかない。
ジダンのラストゲームに相応しい相手はイタリアなのでは、という気もする。
緊迫感溢れる、堅いゲームになり、ゴールはなかなか生まれないだろうと思っていた。
しかし、アンリがそんな空気をぶち破った。
3分。彼の最初のプレー、最初のシュートがゴールネットを揺らした。してやったりといった表情のアンリに、フランスイレブンが駆け寄る。
ただ、イタリアは落ち着いているように見えた。あせりや落胆はまったく伺えない。
20分。ピルロ、トッティ、ジラルディーノとつなぎ同点に追いついた。
寸分の狂いもないパス、動き、シュート。とてもきれいなゴールだった。
その後は、イタリアが攻め、フランスがカウンターを仕掛ける展開が続く。
前半ロスタイム。フランスが勝ち越しゴールを奪った。
アンリの蹴ったCKをビエラが決める。僅かな隙を見逃さなかった。
興奮覚めやらぬまま後半が始まる。
前半と違って両チームともゴール前までな間か進めない。
イタリアはラッキーな形で同点に追いつく。
バルデスのファンブルを見逃さずつめたのはデ・ロッシだった。
その後も一進一退のたたきを演じ90分を終えた。
延長戦突入だ。
ジダンは、もう疲れを隠すことが出来ずにいるが、彼の目は死んではいない。
ハイボールが多くなる中、途中から投入されたインザーギは、常に裏を狙い続け、僅かな隙が生じるのを待っている。
ゲームを決めたのは、トレセゲだった。
ジダンが左サイドでキープし、右足のアウトサイドでスルーパスを送る。ネスタが反応し、いっぱいに足を伸ばすが届かなかった。抜け出したトレセゲは、ブッフォンの足元にシュートを放つが、足に当てられてしまう。しかし、彼の元にボールが跳ね返り、あとはゴールへ流し込むだけでよかった。
このゴールを守りきったフランスが激闘を制した。
抱き合って喜び合うフランスの喜びようが、厳しい戦いであったことを表していた。
イタリアも力を出し切ったことには満足しているようだった。
ジダンのラストダンスはあと2ゲーム用意された。



スポンサーサイト

テーマ:2006年FIFAワールドカップサッカー - ジャンル:スポーツ

この記事のURL | W杯 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<夢見ました(13) | メイン | 夢見ました(11)>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://hfootblog.blog66.fc2.com/tb.php/14-83f710f0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。